琵琶湖ー1(京都)

退職したのを機に、琵琶湖大橋畔のリゾートマンションを拠点に、京都の散策と琵琶湖湖岸のランニングを今後の活動メニューに加えていこうと考えている。
第1回として、6/18~6/24まで行ってきた。
急ぐ旅でもなく東京・京都間の往復は高速バスを利用して節約。

1.京都
今回、京都へは合わせて3日間出掛けて、市内の名所をバスで回った。
バスが市内交通の中心である京都では、ほとんどのバスが10分以内に来るので、市バス1日券(500円)の使い勝手が大変良かった。
以下の名所旧跡が印象に残った。
①二条城
二条城は1602年に家康が京都の住居として築城。
桃山時代の伏見城の遺構を移築したことで禅宗の「わびさび」の世界とは正反対の豪華な印象を与えている。
桃山風といわれる豪壮な唐門と国宝の二の丸御殿は桃山時代を代表する武家書院造り。
大政奉還の舞台となった二の丸御殿の大広間は時代劇でよく見た場面を直に見た感触。
書院造は今に繋がる和風建築の本流であり、豪華な和風建築を実感した。

画像

                            二条城・唐門
画像

                            二条城・二の丸御殿
②仁和寺
仁和寺は888年に宇多天皇が完成させ、天皇は譲位後出家してここに住まわれた。
御室御所とも呼ばれ見所が多い。
まず、仁王門は知恩院、南禅寺の三門とともに京都の三大門に数えられるとのこと。門の左右に構える2つの金剛力士立像が迫力満点。五重塔も東寺のそれに次ぐ存在。
そして一番気に入ったのは、御殿内宸殿の北庭、白砂を敷き詰めた枯山水庭園。一目見て気に入った。
天龍寺の庭のような壮大さはないが、庭の真ん中で石橋がかかって池を二分する構図と白砂敷の白州の組み合わせに斬新さが感じられた。
                            
画像

                            仁和寺・仁王門
画像

                            仁和寺・宸殿の北庭
画像

                            仁和寺・宸殿の北庭
画像

                            仁和寺・宸殿の北庭
画像

                            仁和寺・五重塔
③平安神宮
明治28年に平安遷都1100年を記念して造営したので古くはない。
しかし神苑(しんえん)という池泉回遊式庭園の素晴らしさに感激した。
とにかくスケールが大きい、順路に従って南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つの分かれた庭園の総面積は1万坪に上る。
季節としては菖蒲も終わりかけており、花は中神苑の睡蓮が真っ盛りで美しかった。
そして何より素晴らしいと思ったのは、4番目の東神苑の構成だった。
泰平閣という橋殿、池には3つ程の庭石と松で構成される小島を配して、泰平閣から小島を越して対岸を望む眺めも、また対岸から小島を越して泰平閣を眺めるのも共に絶妙のバランスで構成されて誠に美しい。
今回は松の新緑と睡蓮の花が綺麗だったが、そこかしこに見られる枝垂れ桜の季節にはどれ程美しいかと思われた。

画像

                            中神苑の睡蓮
画像

                            中神苑の睡蓮
画像

                            東神苑・泰平閣
画像

                            東神苑・泰平閣から
画像

                            東神苑・泰平閣と池
④相国寺(しょうこくじ)/宗旦稲荷(そうたんいなり)
柏井壽「極みの京都」に紹介されている河原町今出川近辺を歩いた。
気に入ったのは、次の2ヶ所。
1ヶ所目は賀茂大橋から見る右から流れ込む高野川と左から流れ込む賀茂川が合流して鴨川となって流れ出る光景。川の流れが「Y型」になっているのが直接見られ、この合流付近は人々が小休止を取れるような公園?のようでのどかな眺めになっている。
京市内を縦断する鴨川の源がはっきり見られるのも興味深い。

画像

                            賀茂大橋から
2ヶ所目は相国寺(しょうこくじ)境内にある宗旦稲荷(そうたんいなり)。
相国寺はあまり知られていないが、足利幕府が禅宗の寺を格付けした五山十刹制では上から南禅寺、天龍寺に次いで3番目。金閣寺も銀閣寺もこの相国寺の門外塔頭とこと。
相国寺の境内に入ると背の高い松が多いのが目に付く。全ての樹木が松ではないかと思われるくらい松が多い。当日は蒸し暑かったが、門から本堂へ続く1本道を歩いていくと風が涼しく心地良い。
宗旦稲荷は本堂への1本道半ば辺りから右へ少し入ったところにあった。
茶人千宗旦に成りすました狐の死を悼んで建てられたとの逸話のある宗旦稲荷は、大きな鐘楼の脇にこざっぱりと鎮座して、稲荷に至る脇道右手が小庭園かと思われるくらいに瑞々しい苔が綺麗に整備されているのと相まって素敵な空間を生み出していた。
稲荷のすぐ近くに休憩スペースがあり、私より年上と見られるご婦人が座っていた。
「風通しが良いですね」と声をかけると「松の葉が風に揺れる音を聞いているんですよ」という応えが返ってきた。
さすが京都と思った次第。

画像

                            宗旦稲荷
画像

                            宗旦稲荷
2.ランニング
以前から湖岸道路を車で通るたびに、ここを走ったら気持良さそうだと思っていた。
湖岸道路の大津から琵琶湖大橋までの約20kmの区間は湖縁から離れることなく湖岸に沿って続いている。
道路沿いの至る所にリクリエーションエリアが設けられていてバーベキューやボール遊びができる草を敷き詰めた部分と駐車のスペースが整備されている。湖岸道路の脇にはサイクリング用道路兼歩道が用意されておりここを走ることになる。
確認したところ、湖岸道路の琵琶湖大橋に近いあたりはバスの便が無い事が分かった。ということは走れるところまで走って帰りはバスで戻ってくることは出来なくて、帰ってこられるところまでの往復をすることになる。
この琵琶湖大橋から6~7kmの地点に博物館+水生植物園があり、ここまでを往復することにした。
結果は往きが40分40秒、戻りが46分弱だった。
初めてのコースは長く感じるものだが、往きは向かい風が強く平坦コースなのに楽ではなかった。
水生植物園に着く直前に蓮の群生地があり3脚を据えた素人カメラマンが4人いた。カメラマン達が注目している方向を見てみたが蓮の花は一輪も見られなかった。まだ時期が早いようだ。
復路は追い風気味だったのに往路よりも6分も余計にかかってかなりバテた。
ハーフマラソンの練習コースとして使えることが分かった。

画像

                            夕日の琵琶湖(雨上がり)
画像

                            夕日の琵琶湖

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

リョウママ
2009年06月28日 22:25
知らない場所ではないけれど,とっても新鮮,とっても綺麗。あれは出町の三角州?カメラアングルが最高です。高野川に沿って車で10分の場所にあるのが我が空き家です。いつか皆さんで集ってもらえたらいいな。
2009年06月29日 09:56
コメントありがとうございます。
確かに鴨川への合流地点は面白い構図でした。
フェン
2009年07月03日 10:34
京都はそんなに混んでいないみたいですね。
去年紅葉を見にいたとき、大変でした。
また京都に行きたくなります!

この記事へのトラックバック