気まま旅 (六日町、吹割の滝、戦場ヶ原)

6月25日(土)から1泊2日で熟年同窓4人組(タッキー、ヤッチャン、アラチャン、私(マル))は、六日町に宿を取り、六日町、吹割の滝、戦場ヶ原、霧降の滝と周ってきた。
当初の計画は、八海山の9合目までの山登りだったのだが、天気予報の通り現地に近づくにつれて雨脚は激しくなり、11km余の関越トンネルを抜けたところで、八海山は断念した。
六日町の宿は決まっていたので、1日目は六日町近辺をのんびりと散策し、2日目は帰路途中の吹割の滝を中心に周ることに変更した。

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                              吹割の滝

行き当たりばったりの気まま旅の結果は以下の通り。

6月25日: 早朝東京から車で出発 → 西福寺・開山堂 → 八色の森公園(弁当)→
       無料周遊バス(直江兼続公伝世館、雲洞庵、牧之通り)→
       棟方志功アートステーション → 宿

6月26日: 宿 → 吹割の滝 → 戦場ヶ原 → 霧降の滝 → 帰京

<1日目>六日町にて

・西福寺・開山堂
観光案内所の感じの良い女の子の一押しが、ここ西福寺・開山堂の石川雲蝶。
瓢箪から駒、八海山を目指して来て全く知ることも無かった石川雲蝶を見ることが出来た。
石川雲蝶は、幕末期の江戸雑司ヶ谷生まれの江戸彫りの一流彫物師。酒好き、女好き、博打好きの鬼才、縁あって新潟三条に移り住み、この地域に多くの優れた彫刻を残した。
代表作と言われる開山堂天井の大彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」は、起伏に富んだ彫りと一度も塗り直していないという岩絵の具の深みのある色合いが相まって迫力満点。
他にも遠近法を取り入れたと言われる欄間透かし彫り「道元禅師と白山大権現」や欅の一本彫り「鬼退治の仁王像」などがあり見どころが多い。
越後のミケランジェロと称されるのもあながち誇張ではない。
八海山断念のマイナスを石川雲蝶がかなりの処までカバーしてくれた感がある。

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                              西福寺・開山堂

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                              西福寺・開山堂

・八色の森公園
八色の森公園は野外舞台あり、バーベキュー設備ありの広々とした公園だった。
雨のぱらつく誰もいない公園で弁当を食べた。

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                              八色の森公園

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                              八色の森公園

・無料周遊バス
13:30から無料周遊バスを利用して、直江兼続公伝世館、雲洞庵、牧之通りを周った。
ガイドさんの丁寧な説明があり、2時間半の市内観光を楽しんだ。

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                              無料周遊バスにて

・直江兼続公伝世館
大河ドラマ「天地人」の主人公とのことだが、大河ドラマを見ていなかったので特になし。
付近の公園を散歩中に孵化したばかりの赤ちゃん蛙に出くわしたのが印象に残った。

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                              直江兼続公伝世館

・雲洞庵
奈良時代以来女人救済の庵寺として深く信仰されてきたとの事。
東大とここしかない赤門が印象的だ。鄙びた風情という意味ではこちらが上か。
ちなみに後知恵だが、赤門は御守殿の表門。御守殿は大名に嫁いだ将軍の娘の敬称。その名のごとく全部朱塗りで黒色の金物を用いたとのこと。
赤門といい平安神宮等で見られる朱塗りの鳥居といい、控え目な色彩が我が国の基調とみられる中で「赤」をストレートに出している日本的美意識は面白い。

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                              赤門

・牧之通り
始めにどういうことなのか良く分からなかった。
古い街並みを保存したのではなく、雪国の歴史と伝統を色濃く残した町並みを新たに作ったとのこと。
見た目には整った綺麗な街並みだが風情に欠ける、風雪をくぐりぬけた歳月の重みをそう簡単には乗り越えられないだろう。

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                              牧之通り

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                              牧之通り

・棟方志功アートステーション
無料周遊バスの終点六日町駅にある棟方志功アートステーションに立ち寄った。
六日町出身の実業家・故田中政之氏の美術品コレクションが遺族により寄贈されたとの事。
駅舎の中にある小さな美術館だが、「氏の高い審美眼で選りすぐられた高いクオリティ」が感じられて、1日の観光の終わりを心地よく締めくくることが出来た。

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                              宿にて

<2日目>
・吹割の滝
東洋のナイアグラとも称される吹割(ふきわれ)の滝。
雪解けの春先に比べて水量は減少している為か、豪快な滝の印象はなく、名のごとく川床の柔らかい部分が浸食されて出来る割れ目により生ずる多数の流れが滝壺へ集約していく、その景観の妙に目を奪われた。
残念なことに現場では、パンフレットにあるような滝壺まで見ることは出来ない。
滑り止め注意の太い白線が岩に引かれ監視員が見張っている。
日本ももうそろそろ小沢一郎が本家ナイアグラで見た落下防止手擦りの無い「自己責任」の世界へ移行しても良いのではと思うのだが、ここではあまりに日本的な行政指導を目にすることになった。

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                              獅子岩

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                              吹割の滝

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                              吹割の滝

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                              吹割の滝

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                              吹割の滝

吹割の滝には、片品川を浮島経由で2本の橋を渡り、対岸の高地にある第1~3観ばく台を周って来る約1時機関の遊歩道があった。
間近で滝壺まで見ることが出来なかったので多少の期待を持って観ばく台を目指した。
2本の橋を渡り程良い上り道を進むと第1観ばく台があり確かに滝壺まで見えたが余りに遠景だった。
何故か第2観ばく台は存在せず、第3観ばく台からは鱒飛の滝を遠景で見えた。
間近で見ることが出来なかったせいか、今一つインパクトに欠ける吹割の滝だった。

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                              吹割橋

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                          第1観ばく台から吹割の滝

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                           第3観ばく台から鱒飛の滝

・戦場ヶ原
吹割の滝から車で約50km、金精トンネルをくぐって、出発前には想像もしなかった日光戦場ヶ原へ来てしまった。まるでミステリーツアーのような展開だ。
今はワタスゲ(実)の季節、赤沼に車を置いて暫く歩くこととした。
赤沼から湯本方面に向かう自然探究路を進む。
我々と同年輩と思われるハイカーが多数目に付く。
戦場ヶ原を右手に、ちらほら釣り人の見られる湯川を左手に木道を進む。
暫く進むとシラカバが目に付いてきたが戦場ヶ原の展望はあまり開けない。
蓮華つつじとアヤメは近くで見られたが、ワタスゲは間近で見られなかった。
木道は戦場ヶ原の内部へ敷かれていないので仕方がないのだが、尾瀬の木道から小植物をつぶさに観察した記憶からもどかしさが募る。
20分ほど進んだところでアラチャンの「未だ行くの?」を契機に赤沼へ戻り、車で三本松展望台へ行って戦場ヶ原を見渡した。

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                              戦場ヶ原

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                              ワタスゲ(実)

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                              戦場ヶ原

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                              アヤメ

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                              蓮華つつじ

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                              戦場ヶ原

・霧降の滝
日光には有名な華厳の滝があり、他にも竜頭滝、湯滝が知られている。タッキーの地図帳には華厳の滝はあるのだが竜頭滝、湯滝は無く代わりに霧降の滝が記されていた。知られざる名所かの期待を抱いて行ってみることにした。
正に霧降る中、霧降の滝を見に行ったのだが、駐車場から歩くこと約5分、観ばく台に到着。
辺り一面霧に覆われて視界は利かないのだが、滝の轟音も聞こえない。
良く見ると遥か遠方下方に滝が見えたが、あまりに遠い。
写真で見ると「霧降る中の霧降の滝」は面白いのだが実態は記述の通り。
この後、東北道を通って帰路についた。

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                              霧降の滝

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                              霧降の滝

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                              霧降の滝

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