奥入瀬、十和田湖、八幡平

7月24日から1泊2日の奥入瀬・八幡平を巡るツアーに妻と参加した。
往復新幹線を使い、現地ではバスでねぶたミュージアム、奥入瀬渓流、十和田湖、八幡平を周るツアーだ。
各地の印象を綴ってみた。

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<ねぶたミュージアム>
本物のねぶたが展示してある。
題材は宗教色が無いようで分かり易いし、土派手な色使いが印象的だ。
ねぶた特有の鮮やかな色彩が、青森から生まれたのは不思議な気がする。

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                              ねぶたミュージアム

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                              ねぶたミュージアム

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                              ねぶたミュージアム

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                              ねぶたミュージアム

<奥入瀬>
奥入瀬渓流は、十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14kmの奥入瀬川の渓流を指すとのこと。
バスは奥入瀬渓流の最も下流にある焼山から入り、十和田湖畔子ノ口までガイドの名所案内を交えて進み、ここでUターンして下り始め少し進んだ処にある奥入瀬渓流で最も大きな滝である銚子大滝でバスを下車した。
ここから白糸の滝までの1.1kmを散策した。
本来ならば14km全部を歩きたいところだがツアーの悲しさ、1.1kmで我慢しなければならない、ただここまでは予想通りだ。

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                               銚子大滝

さて、奥入瀬渓流だが、やはり良かった。
写真の1枚1枚を見れば、どこにでもあるような渓流の風景に見えるかもしれないが、渓流を形成する諸要素の各々が高レベルで揃い、全体として類い稀な渓流美を形成している。
まず、魚が生息できない程透明度の高いと言われる十和田湖から流れ出しているので水が澄んでいることがあげられる。
次にブナやクヌギ類の高木が生え揃い、苔やシダなどの湿地性の植物と相まって森林浴をしたくなるような涼しげな空間を作っている。

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                                渓流

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                                渓流

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                                渓流

加えて、奥入瀬渓流を両側から覆っている岩壁が重厚な脇役として景観を支えており、その岩壁からは奥入瀬渓流の特徴でもある個性的な滝が数多く見られ、散策者の目を楽しませてくれる。

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                                岩壁 

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                                九段の滝

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                                五両の滝

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最後に流木だ。奥入瀬渓流では一切人の手を加えてはいけないとのこと。
放置される流木に植物が寄生する様は、奥入瀬の景観に味わいのある脇役として欠かすことが出来ない。                                
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                                流木 

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                                流木

この次はツアーではなく十和田湖畔にでも泊って全行程を歩いてみたい。

<十和田湖>
今回のツアーで思いの外良かったのが、十和田湖だ。
事前には、奥入瀬渓流が十和田湖から流れ出していることも知らず、教科書で「十和田のヒメマス」を読んだこと、秋の十和田湖が有名な事ぐらいしか頭に入っていなかったので、夏の十和田湖に期待するものは無かった。
十和田湖では、高村幸太郎の乙女の像を湖畔縁を片道20分程かけて見に行った。
事前にガイドさんからの説明で、乙女の像の製作の契機となったのは高村幸太郎が十和田湖の美しさに魅せられて、乙女をイメージしたと聞いていた。
十和田湖に感心したのは、その話にダブル印象を受けたからだった。
湖畔縁を歩いて、まず浅瀬の底まで見える透明度の高い湖水の美しさに目を奪われた。
「十和田のヒメマス」は魚のいない十和田湖に如何に魚を定着させるかの苦労話だが、見方を変えれば魚が住めないほど十和田湖の水は綺麗ということだったのだ。
その美しい湖水は、十和田湖の風景を高村幸太郎に乙女をイメージさせたように他の湖とは一味違う。

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                                十和田湖

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                                十和田湖

途中にはキタカラマツ?が面白い洒落た小島があり目を楽しませてくれる。

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                                小島

十和田湖を横目に砂浜を歩きながら、優美という言葉が浮かんだ。
私には、対岸の樹木の緑と湖面の澄んだ緑にしっとりとした曇り空が醸し出すグリーンが基調の優美な空間が何とも心地良かった。
実際の乙女の像は、この優美なイメージとは対極のがっちりした裸像だったが、それはどうでもいい。

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                                十和田湖

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                                乙女の像

<八幡平>
八幡平アスピーテラインを走り、窓から見える樹木もブナからダテカンバそしてアオモリトドマツと変化して、バスは八幡平山頂レストハウスで止まった。
ここで1時間の散策時間がある。八幡平山頂までは約1時間ということで山頂往復は無理とわかって、行ける処まで登ってみることにした。
登り道は国立公園の所為か舗装されており、風情は無いが歩き易い。
天候は雨の心配は無くなったが、岩手山の裾部分が見える程度。
期待した花々はあまり見られなかったが、唯一ハクサンチドリが楽しめた。
登り始めの頃は萎れかかったものが多かったが、登るにつれて見頃のハクサンチドリを目にすることが出来た。
妻が執着するアオモリトドマツの紫色の松ぼっくりもこの道すがらしっかり見ることが出来た。
他にはシシウドの白い花とニッコウキスゲが少し見られた。

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                                ハクサンチドリ

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                            アオモリトドマツの紫色の松ぼっくり

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                                ニッコウキスゲ

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                                シシウド

20分程で碧がかった美しい青色のガマ沼に到着、ここから戻ることとした。
碧がかった青色は硫黄コロイドという物質が溶け込んでいるためとのこと。
ガマ沼の展望台からは八幡沼 も見えた。

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                                ガマ沼

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                                八幡沼

山頂レストハウスに戻って来ると、先ほどは見えなかった岩手山の山頂までうっすらだが見えるようになっていた。八幡平はちょっと覗いた程度だが、昨年の夏に行った八方尾根の方が景色、高山植物とも良かったように思った。

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                                岩手山

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                            八幡平山頂レストハウス

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