茅ヶ岳ハイキング

10月15日、高校同窓A君と茅ヶ岳(かやがたけ)へハイキングに行ってきた。
茅ヶ岳は「日本百名山」の提唱者深田久弥の終焉の地。
標高1700mでこの時期紅葉美が期待出来て、東京から約130kmと距離も適当なので、出かけてみることにした。
予定は以下の通り。
深田記念公園駐車場→女岩→茅ヶ岳→登りとは別の尾根道→深田記念公園駐車場

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                                富士山(山頂から)
朝、5時半代々木上原駅に集合。
車で高井戸ICから首都高にのった。
月曜日早朝の中央高速は渋滞も無く順調に走って韮崎ICに到着。
27号線(昇仙峡ライン)を北東方向に20分ほど走って、深田記念公園駐車場には7時半前に到着した。
天候は晴れ、早朝の冷気は残るものの長袖シャツで寒さは感じない、まずは絶好のハイキング日和だ。

案内本には各々の標高が深田記念公園駐車場(940m)、女岩(1300m)、茅ヶ岳山頂(1704m)とあり、歩行時間は駐車場~女岩(1時間20分)、女岩~山頂(1時間10分)とある。
2時間半弱で登れそうだ。

7時半頃登行開始。
林道のようななだらかな道が続く。足慣らしが出来てよい感じだ。
このあたりアカマツが目立つ。群生しており1本1本の幹は細く上方に伸びている。
30分歩いてもなだらかな山道なので、散歩の延長といった感じでほとんど発汗も無い。
徐々に傾斜は増してきたが、ミズナラなどの広葉樹が目立つ気持ちの良い山道が続く。

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                                  山道

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                                  山道

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                                  山道

この後、道はかなり急坂になってきて、しばらく進んだところで女岩の標識があった。
標識といっても「女岩はこの先50mだが危険なので近づけない」との注意書き。
急な岩場を這うように進んで登りきったところで小休止した。
ここまで1時間強。

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                                 女岩付近

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                                 女岩付近

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                                 女岩付近

岩場は終わって傾斜のある山道をしばらく登ったところで、小休止している紀州犬ユキとおばさんに出会った。
今まで紀州犬に接したことはなかったが、秋田犬を一回り小さくして品良くした感じだ。 
真っ白なユキは殊更上品に見えた。
この辺りあまり花は見かけないのだが、トリカブトが綺麗に咲いていた。

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                                  ユキ

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                                  山道

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                                  トリカブト

急坂を登りきると尾根に出て、日差しを浴びて視界は一気に明るくなった。
勾配のある尾根道をしばらく進むと、深田久弥終焉の地に着いた。
ここまで女岩から約30分。標高は1550m位か。
深田久弥は心筋梗塞で亡くなったとのことだが、急坂を登った後ほっとしたところで亡くなったのだろうか。
石碑の遥か向こうに形良くとんがった金峰山の頂がくっきりと見えた。
小休止しているところへユキが追い付いてきて、またご対面となった。

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                                  尾根道

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                                  石碑

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                             石碑の向こうに金峰山

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                                  ユキ

小休止後、しばらく進むと紅葉地帯となった。
レンゲつつじと見られるつつじより葉の大ぶりなつつじ系の木々が紅葉し、付近に多く見られる白い大石とマッチして、陽光に照らされ美しい景観を呈していた。
少々疲労も感じながら、紅葉地帯を練り上がるように登って、茅ヶ岳山頂に到着した。
歩行時間2時間強、はじめ緩やかな傾斜が徐々に増していく登り易いコ-スだと思った。

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                                  紅葉地帯

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                                  紅葉地帯

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                                  紅葉地帯

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                                  紅葉地帯

茅ヶ岳山頂(1704m)は広々とした空間で、360度視界が開けているので、眺望は素晴らしい。
A君の用意してくれたカシミールのプリントアウトを見ながら、山々を確認していく。
遥か遠くの雪渓の左横に南アルプス最高峰北岳が見える。
右に移動すると、駒ヶ岳が見える。
更に右に移動すると、八ヶ岳連峰が見える。
その右手前には、隣山の金ヶ岳が手を伸ばせば届くように間近に見える。
更に右に移動すると、金峰山がとんがった頂が誇示している。
最後に更に右に移動すると、富士山が白い膜のように見える靄?に包まれて、孤高のたたずまいを見せていた。

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                                  茅ヶ岳山頂

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                               遠く雪渓の左横に北岳

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                         左奥に八ヶ岳連峰と右手前に金ヶ岳

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                               中央奥に金峰山

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                                  富士山

ここで止めておけばすべてハッピーだったのだが、時間も11時過ぎで昼食にはまだ早く、体力的にも多少余裕があったので隣山の金ヶ岳(約1760m)まで行ってみることにした。
標高差は60mほどと思ったのが甘かった。
隣の山へ行くには下って登らなければならない。
下り始めるとどこまで下るのかと思う位下りが続く。
金ヶ岳へは下った以上登らなければならない、それに加えて帰りは茅ヶ岳経由で帰らなければならないので、今下っている分また登らなければならない、だんだん気持ちがめげてきた。
金ガ岳への登りに入り、今にも落ちてきそうな大岩をくぐり、途中隣の茅ヶ岳がよく見える処もあった。
ただ、ダメ押しのように続く急坂には完全に限界オーバー。
2度3度と休みながら、A君からは遥かに遅れて、まだ頂上ではない南峰にたどり着いた。
ここからあと10数分で金ヶ岳頂上まで登れるのだが、迷うことなく断念した。

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                              茅ヶ岳からの下り道

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                              茅ヶ岳からの下り道                 

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                                 大岩
                              
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                              金ヶ岳への登り道                                  
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                                 茅ヶ岳

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                              金ヶ岳への登り道

A君の用意してくれたカレーうどんが疲労困憊した体に沁み渡った。
十分に休養を取った後、茅ヶ岳経由で登りとは別の尾根道を下って駐車場に戻った。
尾根道は急な岩場も無く歩き易かったが、その分距離が長く少々退屈した。
駐車場隣の深田記念公園からは茅ヶ岳がよく見えた。

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                           深田記念公園から茅ヶ岳

お風呂は紀州犬ユキのおばさんが教えてくれた韮崎IC近くの朝日湯。
老人施設が運営する露天風呂も無い地味な処だったが、地元の人が利用するというぬるっとした源泉はよかった。

帰りの中央高速は渋滞も無く、代々木上原には7時過ぎに戻った。
反省会は拙宅にて、当方作成の牛肉の味噌漬は手前味噌だがGood、A君は今回もオールフリー2缶空けて上機嫌だった。

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