九州周遊(大分→熊本→長崎→佐賀→福岡)

熟年同窓4人組(タッキー、ヤッチャン、アラチャン、私(マル))は、7月2日から2泊3日の日程で九州の上半分(大分→熊本→長崎→佐賀→福岡)をレンタカーを借りて周ってきた。
梅雨の最中とあって、天候は曇り、曇り、雨となって、やまなみハイウェイや阿蘇の大自然は今一つだったが、水前寺公園を始めとして随所に見処があり十分に楽しめた3日間だった。

ルートは以下の通り。
1日目:
羽田8:00発⇒大分空港9:30着。
九重“夢”大吊橋、やまなみハイウェイ(長者原、牧戸峠、大観峰)、阿蘇、アーデンホテル阿蘇にて宿泊。
2日目:
水前寺公園、フェリー(熊本→島原)、島原(六兵衛、島原城、仁田峠)、長崎(大浦天主堂、グラバー園、出島ワーフ、出島)、ドーミーイン長崎にて宿泊。
3日目:
長崎(唐人屋敷跡、オランダ坂)、吉野ヶ里遺跡、太宰府天満宮
福岡空港20:00発⇒羽田21:40着

<1日目>
予定より少し遅れて大分に到着。空港にてレンタカーを借りて、高速道・九重IC経由で九重“夢”大吊橋に向かった。

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「九重“夢”大吊橋」
九重“夢”大吊橋は2006年にオープンし、長さ390m、高さ173m、幅1.5mで高さは日本一とのこと。
以前に一度来たことがあって驚きは無いが、確かにスケールが大きく改めて日本一の吊橋の感を強くした。
橋を歩いて行くと九酔渓の一部を成す渓谷が広がり、「日本の滝百選」にも選ばれたという「震動の滝・雄滝」や「雌滝」が見える。新緑や紅葉の季節には一段と輝きを増すであろうと思われた。
今回気付いたのは、「雨の時も傘をささない様に」という標識。幅1.5mなので傘をさして人が交差するのは危険ということらしい。雨合羽も売っているとの事。

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「やまなみハイウェイ」
九重“夢”大吊橋から九重ラベンダー園を目指したが閉鎖されていることが判明断念。
そこから阿蘇を目指して、県道11号『やまなみハイウェイ』をドライブした。
長者原、牧戸峠、大観峰と走っても走っても大草原が続く、生憎天候は曇り空でスッキリとした爽快感という訳にはいかなかったが、数10kmに及ぶ大草原の迫力を改めて感じた次第。

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「阿蘇」
やまなみハイウェイから阿蘇に入ったが、天候は悪化して雨混じりとなった。
牛の放牧が目立つ草原を走り、特徴ある形の米塚に着いた。
その後、夕闇の迫る中、中岳噴火口への道は閉鎖されており、宿へ向った。
今回阿蘇については、やまなみハイウェイで久住大草原を見た後の阿蘇草原でもあり、雨混じりの夕刻とあってあまり印象には残らなかった。

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「アーデンホテル阿蘇」
1日目の宿は早期割引で予約していたアーデンホテル阿蘇。
大石を配した広大な庭は素晴らしく露天風呂も大石で固めて立派だった。
皮膚病に効くと言う泉質も肌がすべすべになって気持ち良い。
食事も合格点で大満足。冷酒が旨かった。

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<2日目>
ホテルから57号線で熊本に向かう。

「水前寺公園」
「桃山式日本庭園「成趣園」には年中湧水の絶えることのない池を中心に、真鯉、鯡鯉が銀輪を翻して泳ぐ、東海道五十三次を模した庭園」とある。
成趣園は素晴らしいの一語。回遊式の大規模庭園としては岡山の後楽園も見たが成趣園の方が上だと思った。
印象的なのは、鮮やかな黄緑の芝生だ。手入れをしていた人に聞いたところ日本芝との事。
雑草を取り除き禿げたところを修復して手入れが行き届いており一段と美しい。
必然的に前日周ってきた久住高原や草千里ヶ浜の草原が連想されて、庭園設計者にも美しい草原を庭園に取り込む意図があったように思われた。
庭園の中心部には大池が施され錦鯉に人面魚も見られた。大池の中に大小の浮島が配置されて黄緑の芝生と共に剪定された松が美しい。
隣接の出水神社も格調高い。
今回の九州周遊のベストプレイスと思った。

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「島原」
水前寺公園の後に熊本城を予定していたが、島原へのフェリーの時間を考えて断念して
熊本港フェリー乗り場に向かった。
島原港に到着後、昼食は六兵衛という店で六兵衛という蕎麦を食べた。六兵衛は薩摩芋の蕎麦でほのかに薩摩芋の味が伝わってきて旨かった。
食後、近くにある島原城に行った。
予想外に立派な展示があった。私は鎧兜をまとって写真を1枚撮ってもらった。
天候は曇り、展望が利かないのは分かっていたが、仁田峠に向かった。
案の定、峠からも普賢岳と噴火によって発生した平成新山は濃霧の為に全く見えず、車窓から霧の晴れ間に一瞬見えただけだった。
道順から考えて、大浦天主堂とグラバー園を見てからホテルにチェックインすることにして、宿泊予定の長崎へ向った。

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「大浦天主堂」
大浦天主堂は、日本最古の木造ゴシック様式の教会で国宝とのこと。
カトリックの方には感慨もあろうが、特段の印象は無い。
600円は高い。

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「グラバー園」
グラバー園は、長崎港を望む小高い丘の外国人居留地跡約3万3千平方mの敷地に、国指定重要文化財の旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅と、市内各所から6棟の洋館を移築復元した施設とのこと。
大浦天主堂から連なる道を進むと何とエスカレータで上方に昇るようになっていた。
龍馬ともつながりがあったと言われるグラバー氏は長崎港を望む高台の一等地に遇せられて重要人物であったことが偲ばれる。
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に含まれるとのことだが、歴史的価値は別にして、これといった見処は無かった。

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「出島ワーフ」
出島のホテルにチェックインして車を預け、新地中華街での夕食にはまだ早いということで散歩がてら出島ワーフに歩いて行った。
何の期待も無しに行った出島ワーフだがこれが予想外に良かった。
暮れなずむ岩壁の幅広の道の左手には、オープンデッキの海鮮やら洋風、和風の夕涼みに一杯やるのにぴったりの店が十数件並んでいる。右手にはヨットや小型船が係留され加えて古めかしい帆船が配置されていて雰囲気づくりに一役買っていた。
という訳で予定外だがここで軽くビールを飲むことにして海鮮の店に陣取った。
近くには外国人の船員と見られる一団がビールのジョッキを傾けている。ネイティブと思われる生ヴォーカルも聞こえてきて雰囲気を盛り上げてくれた。
港のオープンデッキで異国情緒に浸った一時だった。

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「出島」
オープンデッキからの帰り道で出島復元施設が夜間無料で見られるということで入って見た。ここでは何を見たというより出会った案内人が印象に残った。
60がらみのヴォランティアらしき案内人に何か質問したのがきっかけだと思うが、とにかく親切な人で詳しい説明をしてそれが止まらなくなる感じだった。
この人を通して出島の復元への熱意が伝わってきた。

<3日目>
「唐人屋敷跡」
3日目の朝一番でホテル近くの唐人屋敷跡を訪れた。
幕府が密貿易を防ぐために来航した唐人を一所に収容したとの事。
まだ整備中とあって特に見どころは無かった。

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「オランダ坂」
オランダ坂とは、活水女子大学入口にある坂を含む一帯の石畳の坂道を指し、江戸時代から明治時代にかけては、東洋人以外の人がよく通行しており当時の人々はオランダさんと呼んでいたのでこの名前があるとの事。
「オランダ坂」とかかれた石碑を越して坂を登っていくと左手に活水女子大学入口がありその先には東山手洋風住宅群が見られて風情ある散歩道になっている。この坂道を歩いていると何故かこの石畳が格別の石畳の様な気分になってきた。
旅程の中でも記憶に残る一所となった。

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「吉野ヶ里遺跡」
「弥生時代最大規模の環壕集落であり、また魏志倭人伝に記された邪馬台国の様子を彷彿とさせる建物跡などが発見されている」また「国営吉野ヶ里歴史公園として整備されており、面積約86ヘクタール」とある。
とにかく広い。
入り口での案内に従って、南内郭、北内郭、北墳丘墓と周った。
南内郭は4,5千人に及ぶとみられる集落の幹部の住居があり、中に入ってみると十人の模型がって当時の有様をイメージできる。模型の住居は発掘された住居跡の位置に設置されており、住居のつくりも諸々の学術情報に基づいているとの事。外敵を見張る物見やぐらがあった。
北内郭は集落で最も重要で神聖な場所、まつりごと及び神事が行われていた。
中に入ると其々の模型があった。
北墳丘墓は王など身分の高い人が埋葬された墓。展示室には現在の棺桶に当たる甕棺(かめかん)が見られて当時が偲ばれて興味深い。
他に展示室があって見たかったが、時間が無くパスした。
この吉野ヶ里遺跡、国営だけあって展示物や遺跡の模型など良く整備されていて半日はゆうに楽しめる。420円は安い。

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「太宰府天満宮」
太宰府天満宮は、菅原道真公を祀り、「学問・至誠しせい・厄除けの神様」として、年間約700万人の参拝者が訪れているとの事。
当日も雨模様ながら土曜日とあって多くの参拝客が訪れていた。
若者が多く見られ、中国や韓国の若者も目に付いた。
ここで深く印象に残ったのは楠の老大木だ。
それも1本や2本ではない。その太い枝には耐え抜いた風雪を物語るかのように黄緑の苔が繁茂しており、境内中に楠の老大木は見られその数10数本にのぼると思われる。さながら楠神社の趣だ。

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「福岡」
最後に博多の屋台でとんこつラーメンで締めようとしたが、雨で断念し居酒屋で乾杯して帰路に就いた。

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